低温加熱のレバーなどで食中毒か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20181206/1070004877.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

先月、古河市の飲食店で、低温で加熱した牛のレバーやロースのたたきなどを食べたグループのうち、
50代の男性2人からカンピロバクターという食中毒の原因となる細菌が検出されました。
このうち1人は手足のまひや呼吸困難の症状で入院しているということで、
県はこの店を6日から当分の間、営業禁止の処分にしました。

営業禁止の処分を受けたのは古河市の「はたがやレバー古河店」です。
県によりますと、先月2日、この店で食事をした18人のグループのうち
50代の男性2人が腹痛や下痢などの症状を訴え、古河保健所が調べたところ、
2人からカンピロバクターという食中毒の原因となる細菌が検出されたということです。

2人のうち1人はすでに回復したものの、もう1人は症状が重く、手足のまひや呼吸困難などの症状が出る
「ギラン・バレー症候群」と診断されて、入院しているということです。

このグループは、低温で加熱した牛のレバーやハツ、それにロースのたたきなどを食べていて、
保健所は、原因となる食べ物は特定できていないものの、
この店の食事による食中毒だと断定し、6日から当分の間、この店を営業禁止の処分にしました。

加熱が不十分な肉や内臓などを食べるとカンピロバクターによる食中毒になるおそれがあるということで、
県は、肉や内臓は鮮度にかかわらず十分に加熱して食べるよう呼びかけています。

12/06 20:10