聖マリアンナ医科大(川崎市)は12日、医学部の不正入試問題を受けた文部科学省の緊急調査で、同省から「女子や浪人生を差別している疑いがあり、不適切の可能性が高い」との指摘を受けたと、ホームページで発表した。

 一方、こうした取り扱いを否定する見解も掲載した。

 同大によると、同省は一般入試の2次試験での「調査書等の点数化結果」で、女子や浪人回数の多い受験生よりも男子や現役生が高い点数だったことを確認し、属性により一律の取り扱いの差異を設けている疑いがあると指摘した。

 これに対し、同大は志願票や調査書、面接などで総合評価していると反論。「属性による一律な評価は行っていない」と主張した。こうした見解を文科省に提出したという。

時事通信 12/12(水) 19:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00000134-jij-soci