スズキは2018年12月13日、軽乗用車「アルト」に一部改良を実施し、販売を開始した。

■運転支援システムの機能を拡充 内外装の仕様変更も

今回の一部改良は、MT車を除いてオプションもしくは標準装備として用意される運転支援システム「スズキセーフティサポート」の強化が主な内容となっている。具体的には、既存のモデルでは約5〜30km以下となっていた前方衝突被害軽減ブレーキの作動速度域が、約5〜100km/h以下に拡大。対象が歩行者の場合でも検知、作動するようになった。

また、これまで前進にしか対応していなかった誤発進抑制が、後進(バック走行)にも対応。後退時ブレーキサポートや車線逸脱警報、ふらつき警報、オートハイビーム、先行車発進お知らせ機能などが新たに採用された。さらに上級グレードの「S」「X」にはディスチャージヘッドランプもオプション設定されている。

内外装の仕様についても手を加えており、インテリアではインストゥルメントパネルとドアトリムガーニッシュの色をアイボリーからグレージュに、エアコンサイドルーバーの色をアイボリーからブラックに変更。ライトブルーだったシート表皮も落ち着きのあるネイビーとなった。

一方、エクステリアではバックドアをミディアムグレーで塗り分ける「2トーンバックドア」仕様を廃止。「アルト ワークス」のボディーカラーについては、「ピュアレッド」を廃止し、新たに「ブリスクブルーメタリック」を採用した。

グレードラインナップと価格は以下の通り。

・F(FF/5MT):84万7800円
・F(FF/5AT):84万7800円
・F(4WD/5MT):95万3640円
・F(4WD/5AT):95万3640円
・L(FF/CVT):89万4240円
・L(4WD/CVT):100万0080円
・S(FF/CVT):106万1640円
・S(4WD/CVT):116万2080円
・X(FF/CVT):117万1800円
・X(4WD/CVT):126万6840円
・ワークス(FF/5MT):150万9840円
・ワークス(FF/5AT):154万7640円
・ワークス(4WD/5MT):161万7840円
・ワークス(4WD/5AT):165万5640円

なお、今回の改良にともない「ターボRS」は廃止。高性能スポーツモデルはアルト ワークスに一本化される。(webCG)

2018.12.13
https://www.webcg.net/articles/-/40001

アルト
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