ジャーナリスト251人投獄 半数がトルコ・中国・エジプト
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NHK 2018年12月13日 22時22分
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世界で、取材活動を理由に投獄されているジャーナリストは250人余りに上り、トルコと中国、エジプトの3か国での拘束が全体の半数以上を占めていると、アメリカの民間団体が発表しました。

報道の自由やジャーナリストの保護活動を行っているアメリカの民間団体、「ジャーナリスト保護委員会」は13日、取材活動を理由に投獄されているジャーナリストは、今月1日時点で世界で251人に上ると発表しました。

国別に見ますと、トルコが68人で最も多く、次いで中国が47人、エジプトは25人で、この3か国が3年連続で全体の半数以上を占めました。

このうち中国では、少なくとも10人が、イスラム教徒が多く住む西部の新疆ウイグル自治区で司法手続きを経ないまま拘束されていて、この中には、中国のさまざまな社会問題を撮り続け、世界的にも評価されている写真家の盧広さんも含まれています。

また、うその内容、いわゆる“フェイク・ニュース”を報道したとして投獄されている人は28人いて、おととしの9人より大幅に増えました。

「ジャーナリスト保護委員会」は、「ここ数年、ジャーナリストへの攻撃は弱まるどころか強まっている。取材しただけで投獄されるのは受け入れがたいことだ」と批判しています。


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