だいたい「責任能力」なんてもんに科学的根拠は無い。

病気の影響を受けている人間から、病気の影響だけを都合良く取り除いた人間など存在しない。
治療を受ければ(完治しない病気もある)、治療を受けた病気の人間になるだけの事。
病気の影響を受けていない「真のその人」という観念はフィクションに過ぎない。

今目の前にいるその人間が罪を犯したのであって、「病気」や「酒」や「薬」が罪を犯したのでは「ない。」
「責任能力」という実在しない空想を弄んで、人を裁く責任から逃げるのは卑劣。