水路転落死 広陵町に賠償命令

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20181220/2050001645.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

広陵町で町道脇の水路に転落して死亡した男性の遺族が、町に対し、損害賠償を求めていた裁判で、
奈良地方裁判所葛城支部は町の過失を一部認め、およそ2700万円を支払うよう命じました。

おととし11月、広陵町で当時52歳の男性が、町道脇の水路に自転車に乗ったまま転落して死亡し、
遺族は町が安全対策を怠ったのが原因だとして、町に対し、損害賠償を求めていました。
一方、町側は
「現場の街灯や自転車の明かりで、水路にふたがないことは容易に確認できた」
などとして争っていました。

20日の判決で、奈良地方裁判所葛城支部の島村雅之裁判官は、
「事故現場は夜間に水路があると認識するのは困難で安全性を欠き、防護柵を設置する必要が相当程度あった」
などと町の過失を一部認めました。
そのうえで、
「男性は飲酒していて、自転車の操作に影響した可能性が高い」
として、町に対し、およそ2700万円を支払うよう命じました。

広陵町は「判決文が届いていないのでコメントできない」としています。

12/20 18:22