日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)の役員報酬を巡る有価証券報告書の虚偽記載事件で、金融商品取引法違反の罪で起訴された前代表取締役グレゴリー・ケリー被告(62)の弁護人は21日、東京地裁に保釈を請求する。認められて手続きが進めば、同日中にも東京拘置所から保釈される。地裁は検察官の意見も踏まえて可否を判断する。

2人はゴーン容疑者の2016年3月期〜18年3月期の役員報酬が実際は計約71億7400万円だったのに、計29億400万円と記載した疑いがあるとして今月10日に再逮捕された。地裁は20日まで10日間の勾留を認めたが、延長は認めなかった。

ソース/YAHOO!ニュース(共同通信社)
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