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米紙にサイバー攻撃、印刷に支障出て配送遅れる
2018年12月31日 10時50分
 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】米紙ロサンゼルス・タイムズは29日、社内コンピューターシステムがマルウェア(悪意あるプログラム)を使った国外からのサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。印刷に支障が出たため、29日の新聞配送が遅延した。

 新聞製作や印刷作業などを行うシステムに不具合が生じたという。ロイター通信によると、米新聞大手トリビューン・パブリッシング(本社・シカゴ)のシステムを通じ、一部システムを共有するロサンゼルス・タイムズなど複数の新聞に影響した。国土安全保障省が調査に乗り出している。