宅配ボックスの需要探る実証実験

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20190105/1000023493.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

留守でも荷物を受け取ることができる宅配ボックスは、再配達を減らす対策として
設置の動きが広がっていますが、東京・世田谷区では、育児に追われる母親など
消費者の視点からの需要を探る実証実験が行われています。

この実証実験は、世田谷区のNPO法人、「せたがや子育てネット」と
住宅事業も手がける「パナソニック」が連携して先月から行っています。
実験の対象は、区内の一戸建てに住み、主に小学生以下の子どもがいる55世帯です。
それぞれの玄関先に設置された縦50センチ横36センチほどのステンレス製の宅配ボックスは、
宅配業者が荷物を入れてドアを閉めると自動的に鍵がかかる仕組みです。

宅配ボックスは、ドライバー不足に悩む宅配会社などが再配達を減らす対策として
設置の動きが広がりはじめていますが、今回の実験は、授乳で子どもから手が離せない母親など
消費者の視点からの需要を探る狙いがあります。

パナソニックの林伸昭さんは
「子育て中は忙しく、配達を待っている時間さえストレスを感じる人もいます。
宅配ボックスは、一戸建て住宅では普及が進んでいませんが、子育て世帯の需要を調べていきたい」
と話しています。

01/05 11:12