マレーシアのムハマド5世国王が、6日付けで退位したと王室が発表しました。退位の理由は明らかにされていませんが、現地のメディアは国王の任期途中での退位は初めてだと伝えています。

マレーシアの王室は、第15代国王のムハマド5世国王が6日付けで退位したと発表しました。

マレーシアの国王は、首相の宣誓式を行うなど儀礼的な役割を担い、国内13の州のうち、9つの州にいる伝統的な王の「スルタン」の中から5年ごとに互選されることになっています。

ムハマド5世国王の任期は2016年12月からの5年でしたが、現地のメディアは、任期途中での国王の退位は初めてだと伝えています。

王室は退位の理由について明らかにしていませんが、現地のメディアは、去年11月から先月末まで健康上の理由で休暇を取り、この間に元ミス・モスクワの25歳の女性と結婚したという情報があると伝えています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190107/k10011769381000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010