https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00050041-yom-soci

子どものお小遣いやお年玉にも「キャッシュレス」が広がりつつある。手軽さに加え、
子どもが何に使ったか確認できる点が保護者に人気だという。その反面、
金銭感覚が身につきにくくなったり、不正利用されたりする恐れもあり、
専門家は「キャッシュレス時代に合わせた金銭教育が必要」と指摘する。

◆スマホに

「お年玉入れといたよ。使いすぎたらあかんよ」

兵庫県三田市の主婦(29)は今年の正月、「LINE(ライン) Pay(ペイ)」を使って
小学1年の長女(7)のスマートフォンにお年玉2000円を送った。
小学校入学を機にスマホを買い与え、月500円のお小遣いもスマホに渡しているという。

ラインペイは無料通話アプリ「ライン」の利用者向け無料送金サービス。
コンビニや銀行で入金(チャージ)しておくと、利用者間で送金したり、
対応店舗で買い物したりできる。お金のやり取りは、スマホに表示させた
バーコードを読み取るなどして行う。

子どもの同意があれば、アプリ上で利用履歴を確認でき、主婦は
「使いすぎれば叱るようにしている」という。
長女も「お店でスマホを見せるだけなので簡単」と使いこなしている。