米に新たな証券取引所 金融9社が計画 手数料低く
ニューヨーク=江渕崇
2019年1月9日13時14分
https://www.asahi.com/articles/ASM183139M18UHBI00Q.html

 米金融大手のモルガン・スタンレーやフィデリティ・インベストメンツなど9社は7日、新たな証券取引所「メンバーズ取引所」(MEMX)を米国に開設する予定だと発表した。
手数料を低く設定し、ニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダックなどに対抗する。今年の早い時期に米証券取引委員会(SEC)に運営認可を申請する。実際の取引開始は来年以降とみられる。簡素で低コスト、透明性の高い運営をめざすという。

 NYSEに対しては、株価などのデータ提供や取引にかかる手数料が高いとの不満が米証券業界から出ていた。