福井県内の3つの県立高校の生物教室などに、人の頭蓋骨とみられるものが保管されていたことがわかり、警察が鑑定して詳しく調べることにしています。

福井県教育委員会は、去年、鹿児島県内の高校で人の頭蓋骨が保管されているのが相次いで見つかったことを受けて、県内の県立学校や特別支援学校などを対象に調査を行いました。

その結果、越前市の武生高校、坂井市の三国高校、あわら市の金津高校で人の頭蓋骨とみられるものが保管されていたことがわかりました。

このうち、三国高校では生物教室の近くの廊下にある標本棚にガラスケースに入った状態で保管され、数年前までは授業で標本として使われていたとみられるということです。

高校によりますと、以前から「本物の人の頭蓋骨だ」と教員の間で口頭で伝えられてきたということですが、いつから保管されているかなど詳しい記録は残っていないということです。

人の頭蓋骨とみられるものは、すでに警察に引き渡され、今後、警察が鑑定して詳しく調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190109/k10011772271000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006