営業時間短縮でも売り上げ増
(ふくしま県)

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190115/6050004045.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

半数近くの店舗で深夜の営業をとりやめたラーメンチェーンの「幸楽苑」で、
営業時間を短縮したにもかかわらず、去年12月までの3か月間の売り上げが前の年より増加しました。
会社は価格を据え置いたまま主力商品を刷新したほか、働き方改革で労働環境が改善し、
接客サービスが向上したためではないかとしています。

県内を中心に500店舗余りを展開する「幸楽苑ホールディングス」は、
去年10月までに働き方改革とコスト削減のため、半数近くの240余りの店で
深夜2時までの営業時間を2時間短縮しました。

単純に計算すると深夜2時間分の売り上げがなくなることになりますが、会社によりますと、
去年12月までの3か月間の売り上げはその前の年の同じ時期よりも5.1%増加したということです。
これについて会社では、主力商品の中華そばを価格は据え置いたまま具材の量を増やして
味を向上させたことや、働き方改革で労働環境が改善されたことにより、
従業員の接客サービスがよくなったためではないかとしています。

営業時間を短くしても以前よりも売り上げが伸びる結果となり、
働き方改革と業績の改善を両立させた事例として注目されそうです。

01/15 13:12