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2019/01/17(木) 23:12:57.75ID:yG/l9BG+9【解説】 ブレグジット協定の代替案協議、意味あるものになるのか
2019/01/17 5時間前
ローラ・クンスバーグ、BBC政治編集長
会議そのものがブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)の代替案ではない。対話も、それ自体が歩み寄りになるわけではない。
これほどあらゆる意見が対立する中で合意を取り付けるには、ギブアンドテイクが必要だ。内閣と、与党・保守党、そして議会全体が根本的な部分で大論争をするようになって以来、政界では大変な時間が経過したように思える。テリーザ・メイ首相は、その中で頑なに中道路線を突き進もうとした。それは致し方ないことだったかもしれないが。
しかし首相の取り組みは、この段階で見事に失敗した。メイ首相は究極的には、どちらに方向転換すべきかというジレンマを引き続き抱えるかもしれない。
閣内でも意見の食い違いが起きているのは、誰の目にも明らかだ。例えば、欧州連合(EU)の関税同盟についてデイヴィッド・ゴーク労働年金相とリアム・フォックス国際貿易相に意見を聞けば、その違いが分かるだろう。
政府幹部は一致団結しているが、首相を助ける答えはそこからは出てこない。関税同盟でEUと妥協すれば、労働党が協力しやすくなると期待する閣僚も、5、6人はいるかもしれない。
しかし同じくらいの人数の閣僚が、いわゆる「管理された合意なしブレグジット」の方がましだという立場だ。
「管理された合意なしブレグジット」。矛盾表現だと思うのも無理もない。
「管理された合意なしブレグジット」は、全く新しい包括的な離脱計画を模索するのではなく、すでに合意した清算金をEUに支払った上で、向こう2年にわたり、いくつかの問題について個別に細かな合意を構築していくというものだ。
そんなことが少しでも可能なのかどうか、現実性をめぐる議論はすでに白熱している。しかし結局のところ、メイ首相は政権幹部に頼めば解決法が得られるというわけではないのだ。
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