イギリスのエリザベス女王の夫、フィリップ殿下が運転する車が近くを走る車と接触して横転しましたが、フィリップ殿下にけがはありませんでした。

イギリス東部のノーフォーク州にある王室の別邸の近くで17日午後、エリザベス女王の夫のフィリップ殿下が運転する車が近くを走っていた車と接触しました。

現場からの写真では、フィリップ殿下が運転していたとみられる車が横転し、もう1台の車が道路脇の林に突っ込んだ様子がとらえられています。

イギリスの公共放送BBCが目撃者の話として伝えたところによりますと、フィリップ殿下は、動揺していたものの意識はあり、王室も、フィリップ殿下にけがはなかったと発表しました。

また、この事故で別の車に乗っていた2人が軽いけがをしたということです。

97歳のフィリップ殿下はおととし夏、公務から引退し、去年の春には、腰の手術を受けました。

しかし、経過はよく、孫のハリー王子の結婚式では、元気な姿を見せたほか、別邸などの近くで愛車を運転する姿も目撃されていたということです。

2019年1月18日 6時34分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190118/k10011782051000.html
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