他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙を防ぐため、鳥取県警察本部は今年4月から県内の警察署などを全面禁煙とすることを決めました。

受動喫煙の対策は去年成立した改正健康増進法で強化され、学校や病院、それに行政機関は今年夏までに屋外に設ける喫煙所を除いて敷地内での喫煙を禁止するよう義務づけられることになっています。
こうしたなか、鳥取県警察本部は対策をさらに徹底させるためとして、喫煙所を屋外に設けず敷地内を全面禁煙とすることを決め、4月1日からすべての警察施設で取り組みを始めることになりました。

禁煙となるのは警察本部と県内に9つある警察署、それにあわせて100か所余りあるすべての交番と駐在所で、このほか免許センターなど10の出先機関でも喫煙を禁止することにしています。
これらの施設では屋内と屋外に置かれたすべての喫煙所が撤去され、警察官だけでなく一般の来訪者も喫煙ができなくなります。

中国地方5県の警察で敷地内での全面禁煙を決めたのは鳥取県が初めてです。

01月21日 14時42分
鳥取 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20190121/4040001934.html
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