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横浜市営地下鉄 小田急線「新百合ヶ丘」まで延伸へ
2019年1月23日 17時45分

横浜市と神奈川県藤沢市を結ぶ横浜市営地下鉄ブルーラインが、小田急線が走る川崎市の「新百合ヶ丘」まで延伸することになり、23日、両市の市長が覚書を交わしました。

横浜市営地下鉄ブルーラインは現在、横浜市青葉区の「あざみ野」から、藤沢市の「湘南台」までのおよそ40キロの区間を結んでいます。

横浜市と川崎市は、この路線の延伸について協議してきましたが、事業化することで合意したとして23日、横浜市の林文子市長と川崎市の福田紀彦市長が覚書を交わし、会見しました。

この中では「あざみ野」から川崎市麻生区を走る小田急線の「新百合ヶ丘」までの6キロほどの区間を延伸し、4つの駅を新設することや、工事や用地などにかかる費用は概算でおよそ1800億円で国の補助や両市で負担していくことを明らかにしました。

ルートや中間駅については、今後、検討する方針で、延伸によって新設される駅周辺の活性化や、川崎市内から新幹線が発着する「新横浜」駅までの利便性の向上が期待されます。

新たな路線の開業は11年後の2030年を目指すということです。