【訃報】作家の橋本治さん死去 「桃尻語訳 枕草子」
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小説「桃尻娘」や「桃尻語訳 枕草子」などの著作で知られる作家の橋本治(はしもと・おさむ)さんが29日、肺炎のため死去した。
70歳だった。葬儀・告別式は未定。喪主は母、美代子(みよこ)さん。
東京都出身。小説や評論、エッセーなど多彩に執筆。若い女性の話し言葉で古典の現代語訳を手掛けた「桃尻語訳 枕草子」はベストセラーになった。
昨年11月には、長編小説「草薙(くさなぎ)の剣(つるぎ)」(新潮社)が野間文芸賞を受賞。がんの闘病のため、贈呈式を欠席していた。
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/4/f462e_368_904bb2a5c4e56cad0582afa5bf17a822.jpg
http://news.livedoor.com/article/detail/15944816/ サブカルにハマりまくってた頃は雑誌や本でよく見かけてたけど
もうここ10年くらいは思い出すこともなかったな
合掌 まじか
まあ、オレも70ぐらいまで生きられれば十分だと思ってるけどな
それぐらいになると、とくに病気など無くても体の自由が利かなくなってくるし >>18
初代はすぐ死んで2代目がずっと書いてたのを知らんのか。
ヤマドメ時代と秋本時代の差もわからん奴がいるのか… >>61
NHKの加賀美幸子アナは東海道中膝栗毛の朗読で「きんたま」を連発してた >>55
ドラマの桃尻娘、田舎に帰省して溜まってた時だったんでドキドキして見ていたけど
「こういう話なんだね〜」って感じだった。2も見たよ。 駒場祭のコピーが人生の最高点だったな。
枕草子を現代の女子言葉で翻訳するのはアイデア倒れだった。「桃尻」とかどういうセンスなんだ。それがいいと思うところがもうムリだわ。 >>47
今読むとどうなのは
たいがいの物がそうでしょ? >>80
言葉の力、というか、肉体が希薄だった気がする。
久生十蘭を論じた文章だったと思うが、
「小説は『人生いかに生きるべきか』を考えるものではなく、
『人間はこう生きている』と表現するもの」といったことを書いていて、それには同意できたのだが、
当人の書く小説は「自分は人間はこう生きていると見る」という観察レポートになっていて、
その中で人間は生きていなかった。 >>47
当時から最悪だったよ。とても読めなかった。 >>106
加賀美さんはその昔KISSにインタビューして
「キッス」「キッス」
あの声で連発してたなあ 一時期読み狂った
今 江戸にフランス革命を だけが本棚にある 自分は高学歴、高身長、高年齢の三高だと言っていたな 東大の学祭のポスターが有名だったからイラストレーターなのかと思ってた! 新聞連載小説の黄金世界はよかった
これが遺作かな?
凄い終わり方だったのは患ってたから書ききれなかったのか >喪主は母、美代子(みよこ)さん
何歳なのかすら? オリンピックが近いのに日暮熟睡男はどうなってしまうんだ! 木曜ドラマストリート見返すか
相築彰子好きだったな〜
黒沢ひろみもね 当時オシャレというか文化の最先端の人だったが、スゲー面してるなって思ってたわw >>11
原文の「春はあけぼの…」を
普通は「春はあけぼのが良い…」って訳すんだけどこのおっさんは
「春ってあけぼのよ!白い雲がたなびいていて素敵!」
みたいにギャル語調に訳した
古典に新しい命を吹き込んで現代に蘇らせた名著ってわけよ 今読んでもわかりやすいブレなさのギャル語。語調も内容ももはや古びようのない不朽の名作。
図書館に入ってると思うので良かったら読んでみてね。合掌。 1日平均3750人もの人が死んでる国だからね。
俺も早く死にたい。 マジか…。
「これも男の生きる道」は
引きこもりの皆には
是非読んでほしい。
男の自立とは 何か?
男の自立とは家事をすることではない。
自立とは自分で考えて何でも自分でして、
そうして人から嫌われることであると。 駒場祭のポスターで
天才東大生として注目されすぎ、期待されすぎたな。
どの分野もそこそここなせたが、
期待に届かなかった。 >>6
日本を代表する知性
血管の難病を患ってたようだけど、惜しい人をなくした 絵が上手い早大生とか慶大生は腐るほどいるけど
東大だと大騒ぎされるから不思議だよなあ >>142
小説家としてはいまいちだったけど、古典の現代語訳や美術評論ではトップクラスだよ
日本を代表する思想家と言っていい もっと年輩の人だと思ってたよ
窯変源氏物語も古典関連のエッセイもすごく楽しませて貰った
源氏が面白かったから、次にと思って電子書籍で双調平家物語全16巻集めたまま積んでるので大事に読もう
ご冥福をお祈りします >>37
にっかつバージョンはその人
フジテレビ制作版は別の人 >>146
腐るほどいるから騒がれないんだろ
プロ野球選手とか俳優とかでもそう >>80
このひとは分析がかなり鋭くアーティスト的な感性もあったのでエッセイは良かった
ただし虚構の世界を構築する能力に欠けていたので小説はつまらなかった
編み物だのイラストだのの才能には恵まれていたので天才には違いなかった、合掌 橋本治さんを知ったのは「蓮と刀」でだった
漱石の「こころ」への、意外だけど筋の通った解釈
お母様がご存命というのには驚いたけど
かつて「おはなはん」が放映されてた頃
朝の九時過ぎに主題歌のレコードをかけて
お母さんを慌てさせるいたずらをしてた
…っていうのは妙に印象に残っている
桃尻娘シリーズは文庫にもなってるけど
「ハイスクール八犬伝」が何故か再版されてない
(たぶん文庫化とかされてないはず)
その中で、自分をモデルにした人物が自殺するシーンを書いて
「あ、こっちのが正しいかも…」って思ったとか 積極的に読むことはなかったけど、どこに載ってる文見ても全く合わなかったな >>5
まじ?
申し訳ないけど、ルックスが不自由だったから、独身だと思ってた。
合掌 「恋愛論」とか、なんちゅ読みにくい文章書くんやと思ってたら
あれば講演の文字起こししてるだけやったんやな
有吉佐和子と異常に仲が良くて、笑っていいとも!の有吉事件の時、有吉からの友達紹介が橋本だった なんということだ。ほんとうになんということだ。
謹んでRIP。いや、なんということか。
本当は今日は2ちょんには来るつもりはなかったんだが
この知の巨星の訃報にはスレに書き込まずにはおられんね。
これは本当にひどいショックだ。 去年のあなたの思い出が
YouTube からこぼれてきます 春って曙(あけぼの)よ!
だんだん白くなっていく山の上の空が少し明るくなって、紫(むらさき)っぽい雲が細くたなびいてんの!
夏は夜よね。
月の頃(ころ)はモチロン! 闇夜(やみよ)もねェ…蛍(ほたる)が一杯(いっぱい)飛(と)びかってるの。
あと、ホントに一つか二つなんかが、ぼんやりポーッと光ってくのも素敵(すてき)雨なんか降(ふ)るのも素敵ね
秋は夕暮(ぐれ)ね。
夕日がさして、山の端(はし)にすごーく近くなったとこにさ、烏(からす)が寝(ね)るとこに帰るんで、三つ四つ、二つ三つなんか、飛(と)び急いでいくのさえいいのよ。
ま・し・て・よね。
雁(かり)なんかのつながったのがすっごく小さく見えるのは、すっごく素敵(すてき)!
日が沈(しず)みきっちゃって、風の音や虫の声なんか、もう…たまんないわねッ!
冬は早朝(つとめて)よ。
雪が降(ふ)ったのなんか、たまんないわ!
霜(しも)がすんごく白いのも。
あと、そうじゃなくても、すっごい寒いんで火なんか急いでおこして、炭の火持って歩いていくのも、すっごく“らしい”の。
昼になってさ、あったかくダレてけばさ、火鉢(ひばち)の火だって白い灰(はい)ばっかりになって、ダサいのッ! だんだん自分が直接に影響受けた作家が
物故者になっていく年齢になってしまった 橋本治自体の問題なのかよく分からんが、この手の人達って「文系ジャップの内輪ネタ」感が強くてどうも受け付けん 駒場キャンパスの生協でサイン会あったな。
『完本チャンバラ時代劇講座』は名著。
お蜜柑姫の行く末が気になる。 >>108
帰ってきた桃尻娘
https://www.youtube.com/watch?v=p-bgVCsjOrE&index=4&list=PLNRA2FCqPvRHbI0tgQwANhXackS7av46n
BGMが秀逸 大学入学した頃のフワフワした感じが懐かしい >>1
追悼特集で桃尻娘とかやらないかなぁ。
愛の矢車草のドラマももう一度見たいけど、内容が内容だけに再放送は絶望的だろうな…。 >>164
有名だけど何故か電書化してないよねこれ 「頭が良い人」というより
読んでいる人達にインテリ的な優越感を与えることのできる
ズリネタみたいな文章を書くのが上手かった人 そしてスレでは例によって自称愛国者のネトウヨの馬鹿どもが
ここぞとばかり悪口雑言のつき放題で訃報スレでまで嬉々としてわめいているな。
本当に2ちょんねるってのはネトウヨの恥知らずどもの醜くさ卑しさ表現しているスレには事欠かないな。
ここのネトウヨどもは自称愛国者にして日本史や日本文学や日本文化、
あるいは同時代の世相時流や政論社会論を論じるのは好きなんだろ?
だったら橋本本は必携必読文献のはずだけどな。しかしスレではかくの如しだよ。
まああの膨大な文書群の一端に触れてりゃネトウヨにはなるまいがね
もちろんいつもならこのスレで暴れまわるネトウヨどもをdisって論破したいところだがその気もなくなるよ。
むろん、ネトウヨのような下賤な奴らの性根が再確認出来たって点では価値あるスレだけど。 この人の著作には本当に煮詰まってたときに救われたから思い出深い。
実際、精神的に死に掛けてたからな。
もう一冊って思ってたけど、これも運命だね。 >>14
つまりお前が殺した人とこれから殺す人リストってこと?通報したほうがいいのかな 写真時代で連載してた人生相談が面白かった
多分質問も自分で作ってた たとえ世界が終わっても その先の日本を生きる君たちへ (集英社新書)
読んでおくといいよ。 >>171
IQが10違うと会話が成り立たないってやつね
この人の本を読むと孤独が癒やされた 橋本治の愚痴ともなんとも言い難い与太話を喜んでいた人間が
市井の人に伝える言葉も持たずに
ネトウヨだのヤンキーだのとブツブツ呻くようになった
その意味では弊害は多かったな 桃尻娘の竹田かほりが、甲斐よしひろ夫人だったのは驚いた >>161
橋本治による有吉佐和子最晩年の話がのってる作品は「誰が彼女を殺したか?」だね
『恋愛論』所収だけどあれ、たしか今の版の『恋愛論』にはのってないんじゃなかったっけ?
ウリは持ってるけどね、昭和61年版。
で、この訃報を聞いて最初に思い出した橋本作品がこれだったね。
有吉佐和子の訃報を受けてかかれたこの文章はさ、
最後「どうぞ有吉さん、いつまでもお元気で」で結ばれているんだよな。
まあこの度の訃報についてファンとしては、この言葉を援用するのがいいんだろうな。
いつまでもお元気で、てね。 この人の「暗野」っていうSFっぽい幻想小説が面白かったんだけど
読んでる人少なさそう 若者の反応
「こち亀の連載どうなるんだ!」
「大阪都構想終わったな」 まあスレで暴れているネトウヨの如きはどうでもいいんだが、
>>177
えっ? それは本当に?
橋本人生相談といえば『親子の世紀末人生相談』でしょ。
文庫版タイトルが『青空人生相談所』でしょ?
何で知ってるって? ウリはどっちも持ってるんだなw
で、プレイボーイの人生相談はいろいろな作家が書いているけど、これが最高だね。
いや別に橋本スレだから訃報スレだからいうんじゃない。昔からそう思っている。
その橋本人生相談にチミの質問が載ったと、そりゃすごい。
まあ話題が話題だからどの質問だとかは訊かないがw
そりゃすごい体験をしたね。今夜はこれを読み返すとしよう。 >>185
「私はあなたに教えたかった。この世には醜いものがあるってことを」
だったっけか >>185
読みました
人がどんどんどんどん壊れていくところとか、もうね 『桃尻語訳…』は、NHKの「マンガで読む古典」シリーズの先駆けになった、「マンガで読む枕草子」の原案だったよね。当時楽しくて毎回楽しみにしていた。
ご冥福をお祈りします。 >>189
いや、質問も「回答者」である橋本治さんが作ってた、ってことでしょ 橋本治の本の
「○○はバカだよねえ」といった感じの文章を読んでいると
「この文章を読んでいる俺様は頭がいい」というトリップ感がある >>186
ひらがな日本美術史はね。日本美術史通史の傑作ですよ。
あの芸術新潮のひとそろえだけで趣味の教養としちゃ十分じゃないかね
逆に言えばここ2ちょんねるで愛国だなんだのいっているネトウヨはそれすら知らないし、
そのネトウヨを日本美術史ネタでロムパするのはあれだけ抑えてりゃいいともいえる。
最初のテーマが「埴輪」で、最後のテーマが「亀倉雄策の五輪ポスター」だっけ?
途中奇想派の作品なんか散りばめちゃってね。よかったよなあ。本当によかった。
しかし五輪ポスターで思い出したが、橋本先生のさ今度の五輪評、読んでみたかったな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています