厚生労働省が1日発表した平成30年平均の有効求人倍率は、前年比0・11ポイント上昇の1・61倍で、昭和48年に次ぐ過去2番目の高水準となった。

 30年12月の求人倍率(季節調整値)は、前月と同水準の1・63倍だった。都道府県別で最も高いのが東京の2・15倍、最も低いのは北海道の1・22倍だった。

 総務省が1日発表した30年12月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0・1ポイント低下の2・4%で、3カ月ぶりに改善した。男女別の失業率は、男性が前月比0・1ポイント低下の2・6%で、女性は2・3%で横ばいだった。完全失業者数は前年同月比15万人減の159万人だった。

2019.2.1 09:23
https://www.sankei.com/economy/news/190201/ecn1902010023-n1.html