世界遺産 「奄美・沖縄」 ユネスコに推薦書を提出


 政府は1日、2020年の世界自然遺産登録に再挑戦する「奄美大島、徳之島、
沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄県)の推薦書をフランス・パリの
国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部へ提出した。ユネスコの諮問機関・
国際自然保護連合(IUCN)の現地調査を受けた後、来年夏のユネスコ
世界遺産委員会で登録可否が判断される。

 IUCNは「奄美・沖縄」の候補地について昨年、飛び地が多く、
希少動植物を保全する観点から問題が残ることなどを指摘し「登録延期」
を勧告。政府は推薦を取り下げ、在日米軍の訓練場跡地を候補地に
編入するなど、推薦内容を修正した。


毎日新聞【五十嵐和大】(2019年2月1日 19時39分、最終更新 2月1日 19時39分)
https://mainichi.jp/articles/20190201/k00/00m/040/246000c