https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190204/0012279.html

組長別宅に発砲で3人に懲役7年
02月04日 17時16分
指定暴力団・神戸山口組の組長の別宅に銃弾を撃ち込んだとして、銃刀法違反などの罪に問われた山口組系の暴力団員3人に対し、神戸地方裁判所は「住民に与えた恐怖や不安は多大だ」などとして、いずれも懲役7年の判決を言い渡しました。

山口組系の暴力団員の渡辺晃一被告(40)と中山浩被告(58)、岸脇和義被告(51)の3人は、おととし6月、兵庫県稲美町にある神戸山口組の井上邦雄組長の別宅に銃弾を撃ち込んだとして、銃刀法違反などの罪に問われました。

4日の判決で、神戸地方裁判所の小倉哲浩裁判長は、「この事件は暴力団抗争の一環で、さらなる銃撃を誘発し、人の生命に危害を及ぼす可能性があった。周辺の住民に与えた恐怖や不安は多大なものがある」と述べ、3人にいずれも懲役7年を言い渡しました。
求刑は懲役8年でした。