ワークマンの19年3月期、税引き益21%増に上方修正
2019年2月6日 18:59 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40969350W9A200C1DTB000/

作業服販売のワークマンは6日、2019年3月期の税引き利益が前期比21%増の95億円になる見通しと発表した。従来予想(5%増の82億円)を約13億円上回る。ショッピングセンターに出店した新型店などで、利益率の高いプライベートブランド(PB)商品が好調なためだ。

売上高は14%増の639億円を見込む。従来予想から60億円の上振れとなる。18年9月に立ち上げた新型店「ワークマンプラス」で顧客層を広げている。同店ではスポーツ系やアウトドア系などPB衣料を豊富に扱う。

作業着を求める従来の技能労働者に加え、一般の女性などの来客が増えている。営業利益は23%増の130億円となる見通しだ。

同日発表した18年4〜12月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比26%増の73億円だった。売上高は16%増の506億円となった。