大嘗祭違憲訴訟 東京地裁 審理せずに退ける

 皇位継承に伴う「大嘗祭」(だいじょうさい)などの儀式は憲法に違反するとして、宗教関係者などが国に対し費用の支出をやめるよう求めた訴えについて、東京地方裁判所が、訴えは法律に合わないとして、法廷で審理せずに退ける判決を出したことが分かりました。

 宗教関係者や大学教員など240余りのグループは、皇位継承に伴う「大嘗祭」や「即位の礼」など一連の儀式が神道に基づく宗教的儀式で、公的な費用を支出することは政教分離を定めた憲法に違反するとして、去年12月に、国に支出をやめることや1人1万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。

 グループによりますと、東京地方裁判所は、訴えの内容によって裁判を分けたうえで、支出をやめるよう求める訴えについては、法廷で審理せずに今月5日に退ける判決を出したということです。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

NHK NEWS WEB 2019年2月12日 15時40分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812131000.html