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小4女児死亡 12月下旬にも暴行か 父親を再逮捕へ
2019年2月12日 20時57分児童虐待

千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し両親が逮捕された事件で、警察は、父親が去年12月下旬にも女の子に暴力を振るったとして、勾留期限の14日、傷害の疑いで再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

先月24日、千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さん(10)が自宅の浴室で死亡しているのが見つかった事件では、父親の勇一郎容疑者(41)と母親のなぎさ容疑者(32)が傷害の疑いで逮捕されています。

警察は、心愛さんの体に複数のあざや皮下出血が見られたことから、ほかにも暴行を受けていた可能性があるとみて調べていました。その結果、父親の勇一郎容疑者が去年12月下旬に心愛さんに暴力を振るった疑いがあることが分かり、勾留期限の14日、傷害の疑いで再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

これまでの調べに対し、勇一郎容疑者は「冷水のシャワーを長時間、娘の顔にかけ続けた」と供述する一方、逮捕当時の調べには「生活態度のしつけをしていただけだ」などと供述していたということです。警察は心愛さんが日常的に虐待を受けていたと見て、さらに詳しいいきさつを調べることにしています。