3月16日に運行を開始する西武鉄道の新型特急車両001系「Laview(ラビュー)」が14日、
報道関係者に公開された。前面に国内初となる曲線半径1500ミリの曲面ガラスが採用され、球面形状の特徴的な顔立ちをした新型車両がお披露目された。

 客室には縦1350ミリ、横1580ミリの大型窓ガラスを等間隔で配置。
背丈に合わせて手動で調節できる可動枕を座席に設置し、5号車に同社初となる
女性専用トイレやパウダールームを設け拡大鏡、姿見なども用意した。

 車両内覧会で後藤高志会長は「乗ること自体が目的となる、
今までにない特急車両が誕生した。次の百年に向け、
西武鉄道の未来をラビューに託す」とアピールした。

 ラビューは池袋線・西武秩父線(池袋―西武秩父駅間)で運行を開始。
池袋―所沢駅間を最速19分で走る。
現行の特急車両10000系ニューレッドアローを順次ラビューに置き換え、
運行する。特急券の発売は今月16日午前7時から。

 西武鉄道は新型特急の運行を記念して、3月2、3日、西武球場前駅構内で、
ラビューの内覧・撮影会などイベントを開催する

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