IBC岩手放送

三陸沿岸に春の訪れを告げるイサダ漁が、21日解禁されました。水揚げされた大船渡の魚市場はイサダの桜色に染まりました。

イサダは春先に獲れるエビによく似たオキアミの一種で、浜を彩るその淡いピンク色の姿は三陸の春の風物詩にもなっています。21日は夜明けとともに漁が解禁となり、山田から大槌の沖合で操業した漁船27隻が午後、次々と大船渡市魚市場に入ってきました。

船はイサダが入ったカゴで埋め尽くされ、乗組員たちが威勢よく水揚げしていきます。

(船長)「期待してあすも頑張ります」

初日は去年より15トン多い195トンが水揚げされ、1キロあたり53円90銭から65円と去年より5円ほど安い価格で落札されました。イサダは冷凍や加工されたあと、食用や養殖魚などのエサとして出荷されます。イサダ漁は4月いっぱい続く見込みです。

2/21(木) 21:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190221-00010000-ibciwatev-l03