https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190222/k10011824541000.html

F2戦闘機墜落の現場付近 機体らしきもの発見
2019年2月22日 16時51分

20日、航空自衛隊のF2戦闘機が山口県沖で墜落した事故で、機体らしきものが現場付近の海底で発見され、航空自衛隊は今後、飛行データを記録したフライトレコーダーの回収を急ぐことにしています。

20日、航空自衛隊のF2戦闘機1機が山口県沖の日本海を飛行中に墜落し、乗っていたパイロット2人が救助されました。

航空自衛隊によりますと、現場付近で機体の捜索を続けていたところ、21日、機体らしきものが海底に沈んでいるのを海上自衛隊の艦艇が確認したということです。

航空自衛隊は、大きさや形などから、見つかったのは墜落したF2戦闘機だとみて、飛行データを記録したフライトレコーダーなどの回収や機体の引き上げを急ぐことにしています。

また、事故機の後部座席に乗っていた30代の1等空尉は精密検査の結果、背骨を折る大けがをしていたことが分かったということです。

航空自衛隊トップの丸茂吉成航空幕僚長は21日の定例会見で、「フライトレコーダーによってそのときの機体やシステムの状況が分かり、原因を分析するうえで重要だ」と述べ、原因の究明を急ぐ考えを示しました。

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