2019/02/25(月) 18:45

誘惑に負けて酒気帯び運転をしたということです。県警察本部は、津軽地方の警察署に勤務する30代の男性巡査長を、停職6カ月の懲戒処分にしました。懲戒処分を受けたのは、津軽地方の警察署の地域課に所属する30代の男性巡査長です。

県警によりますと男性巡査長は8日夜、自宅近くのコンビニエンスストアで自家用車を駐車させる際、停車中だった軽乗用車に衝突し、ナンバープレートを曲げる事故を起こしました。

男性巡査長は、警察に報告しないまま自宅に戻っていましたが、防犯カメラの映像などから男性巡査長の運転と分かり、呼気検査の結果、基準値を超えるアルコールが検出されました。

男性巡査長は、自宅で缶ビールと缶チューハイを合わせて4本飲んだ後、さらに酒を買おうとおよそ7kmにわたって車を運転したということです。「車に乗ろうとした時は葛藤があったが、酒を飲みたいという意識に負けてしまった」と話しているということです。

県警は、道交法違反の疑いで青森区検に書類送検していて、男性巡査長は25日付で依願退職しています。県警察本部の鈴木誠首席監察官は「職員の指導監督を一層強化し、再発防止に努める」とコメントしています。

http://www.aba-net.com/news/news001.html