技能実習生として来日後に失踪し、窃盗などの罪で逮捕・起訴されたベトナム人の男性(25)が今月6日、静岡地裁で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。判決直前に毎日新聞の取材に手紙で応じた男性は、送り出し機関に多額の費用を払うため借金が必要だったことや、受け入れ先の労働環境の厳しさを訴えた一方、「どんなに大変でも誠実に働こうと思っていたのに。家族を悲しませてしまった」と後悔の気持ちをつづっていた。【古川幸奈】

https://mainichi.jp/articles/20190227/dde/041/040/025000c