セクハラ市議の氏名公表、川越 議会で条例成立、埼玉
2019.3.7(Thu)
https://www.daily.co.jp/society/national/2019/03/07/0012125842.shtml

 埼玉県川越市議会で7日、議員によるハラスメント行為を防止するため、セクハラなどをした議員の氏名を公表することを義務付けた条例が全会一致で可決、成立した。昨年、元市議による女性職員へのセクハラ行為が確認され、調査した第三者委員会が条例の制定を勧告していた。

 条例には、議長の責務としてハラスメントの防止や根絶に努め、議員に対し必要な研修を行うことが盛り込まれた。

 市議会の第三者委は昨年、新井喜一元市議が30代女性職員にセクハラやパワハラをしたと認定。新井氏は「ハラスメントの事実はない」と主張し、女性に損害賠償を求める訴訟をさいたま地裁川越支部に起こしている。