収蔵昆虫標本保存で九大寄付募る

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/20190308/5010003833.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

九州大学は、収蔵する国内最大規模の昆虫標本のうち、まだ分類や整理がされず
そのままになっている昆虫などを管理・保存する資金を集めるため、インターネットを通じた
「クラウドファンディング」で寄付を募ることになりました。

九州大学には、国内外から集めた400万点以上の昆虫の標本が収蔵されていて、その数は国内最大です。
しかし、分類や整理がされず標本にされていない昆虫が少なくとも10万点以上にのぼると見られていますが、
良質な標本を作るには手間や時間、専門的な技術が必要で、作業は進んでいません。

標本化することで、貴重な資料がなくなるのを防ぐほか、作業の途中で
新種が発見できることも期待されるということで、博物館はその資金を得るため、
ことし6月からインターネットを通じた「クラウドファンディング」で寄付を募ることになりました。
目標金額は400万円で、標本を作るのに必要な資材の購入費、
それに作業を行う人を雇う人件費などに充てたいとしています。

標本化を進める九州大学総合研究博物館の丸山宗利准教授は、
「後世の人たちに見てもらうためにも標本にするのが大事だ」
と話しています。

03/08 12:24