中国人に乗っ取られた“移民団地”

定年退職後、のどかな年金生活を送っていたら、ある日突然
、言葉の通じない中国人が隣りに引っ越してきた。
気づけば周囲はいつの間にか中国人だらけ
となっていた−。
 いま、首都圏で起きている現実だ。あなたの身の
回りで明日にも起こりうる事態に、正面から向かい合う覚悟ができているか。
 深夜早朝の騒音は当たり前。違法駐車、ゴミの分別
無視に始まり、偽装結婚、医療費・養育費のタダ乗り
と、わが国の生活習慣を壊し、社会保障制度を食い物にする。
 そんな団地に住む日本人住民の声を聞けば聞くほど
、やりたい放題の彼らにどこまで順法意識があるのか疑
わしくなる。自分たちの住んだ場所が中国とばかり、自
治会のルールを無視するのは当たり前で、じわりと自文
化生活圏を広げ始めている。
 他人事だと思っているあなたにとって、それは静かなる
環境の変化にしか見えないだろうが、古くから団地に住む日
本人住民にとって、それは音を立ててやってきた環境の激変なのである。
 政府は少子高齢化に伴う人手不足の解消を図ることを目
的に、外国人労働者の受け入れ拡大を目指す改正出入国管理法を4月から実施する。巷では、多文化共生などという美辞麗句が大手を振って
まかり通っているが、すでにルール無視の中国人らと生活空間を共にする受け入れ住民にとって、それはお仕着せの「他文化強制」でしかないのである。

産経新聞論説副委員長 佐々木類
https://www.sankei.com/premium/news/190310/prm1903100007-n1.html