自治体が設置し、民間の学校法人が運営する全国初の公設民営の中高一貫校「大阪市立水都国際中学・高校」が開校し、入学式が行われました。

入学式は大阪住之江区のホールで行われ、1期生となる中学1年生80人、高校1年生79人が、制服の紺のブレザーを着て出席しました。

佐藤裕幸校長は「グローバルに活躍するため、英語だけでなく、思考力やコミュニケーション能力などを学んでほしい」と激励しました。

そして、新入生代表の女子生徒4人が「1期生として、学校の歴史と伝統を作っていきたいです」と英語を交えて決意を述べました。

この学校は一部の授業を英語で行うなど、英語教育に力を入れ、世界各国の大学の入学資格が得られる「国際バカロレア」という教育プログラムを導入する予定です。授業料はほかの公立の学校と同じ水準です。

中学1年の女子生徒は「1期生としての責任を持って勉強を頑張りたいです」と話していました。

また、中学1年の男子生徒は「将来は英語を生かせる職業に就いて、日本の歴史を海外の人に紹介したいです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190407/k10011875881000.html