母親の本音「受験にかかるお金ってどのくらい? 公立と私立でどう違う?」
4/15(月) 17:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190415-00010003-ffield-life

子どもの成長に伴って、避けて通れないのが進学の問題です。進路についての選択肢はいくつも存在するので、受験をするのかしないのか、どの段階で受験するのか、公立にするのか私立にするのか、親は大いに頭を悩ませるところです。

どの道を選ぶかで、費用面の違いが出てくることも考えておく必要があります。中学、高校、大学と、それぞれの段階でかかる受験費用について、見ていきましょう。
中学受験をする?
中学受験者数は、特に首都圏を中心として増加を続けています。志望先が国公立にせよ私立にせよ、受験対策に必要となるのが通塾や通信教育などの教材費です。中学受験の場合、大手塾では小学校中学年から本格的な受験コースを用意しています。

公立小学校に通う子どもの、塾などの費用の年間平均額は4年生が8万4000円。高学年になるほど増え、6年生で12万9000円となっています。私立小学校に通う子どもの場合も、4年生の平均額は30万8000円ですが、6年生では53万9000円と増額しています。

また、私立中学志望の場合はもちろんのこと、国公立中学志望であっても、ほかの私立中を併願する受験が一般的です。

2018年の入試では、受験生1人当たりの平均出願校が6.7校とされています。(※)1校当たりの受験料はおおむね2万円以上ですから、併願校もしっかりと含めて受験しようという際には約14万円の受験料が必要となるのです。

ちなみに、国立中学受検料は5000円、公立中学受検料は2200円となっています。
高校受験はどうする?
公立中学生の塾費用は、1年生では年間平均14万9000円、3年生では37万円と大幅に上昇しています。一方、私立中学生の場合、1年生の年間平均は17万7000円、3年生では23万4000円と、1年生から3年生でさほど大きな伸びが見られません。

私立中学校の場合は、中高一貫教育だったり、付属高校といった進学先がすでにあるため、高校受験をするケースが少ないことが影響しているのでしょう。

第一志望とする高校が国公立、私立のどちらであっても、その両方を受験することが十分に考えられます。受験対策のための塾費用や教材費、模試代などはいずれもそれなりの金額がかかることになります。

高校受験料は、国立高校9800円、公立高校2200円、私立高校で平均約2万円となっています。中学受験の場合と同じく、併願で受験する学校数が増えれば増えるほど、受験料も加算されていくことになるのです。

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