違うワクチンを女児に注射 おたふくかぜに日本脳炎、妹と混同

 滋賀県東近江市は17日、市蒲生医療センター(同市桜川西町)で、
おたふくかぜワクチンを予防接種する予定だった市内の女児(5)に、
誤って日本脳炎ワクチンを注射したと発表した。健康被害が出る
可能性は低いという。

 同センターによると、16日午後3時45分ごろ、女児は母親、妹と
来院した。妹には日本脳炎ワクチンを注射する予定で、
小児科の男性担当医が女児も同じワクチンを接種させるものと
勘違いして注射した。注射後、担当医は間違いに気付き、
その場で母親に謝罪した。

 同センターの取り決めでは、予防接種の際には氏名やワクチン名を
保護者や周囲の看護師に確認することになっていたが、
担当医は怠ったという。

 同センターは女児の体調に変化がないか診察を続ける予定で、
「二度とこのようなことが起こらないよう、医療安全に万全を期していく」
とコメントした。


京都新聞(4/17(水) 19:45配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00000018-kyt-soci