京都府舞鶴市の人口が市の推計で1943年の市制施行後初めて8万人を割り込み7万人台になったことが、このほど分かった。市は春の異動時期に伴う一時的な変動としているが、人口減少に歯止めがかからない現状を示している。
 
推計は毎月公表され、1日現在で前月から734人減の7万9831人になった。市総務課によると、例年この時期は進学や転勤などで転出者が多くなり、人口が大きく落ち込むという。市の推計人口は2009年から8万人台が続いていたが、年間約千人のペースで減少していた。
 
市の推計人口は府内15市では2月1日現在で長岡京市を下回り5番目。舞鶴市を除く7万人台は福知山、木津川、城陽、京田辺、八幡の5市になる。
 
舞鶴市総務課は「海上自衛隊や海上保安庁関連の転入で5月の推計人口は一時的に8万人台になるかもしれないが、本年度はおおむね7万人台で推移していくだろう」と厳しい見方をしている。

4/23(火) 6:00
京都新聞
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