大阪・寝屋川市の道路に先月29日、ロープが張られ、ミニバイクの高齢女性がひっかかって転倒して大けがをした事件で、警察は、大阪府内の16歳の高校生の少年2人を殺人未遂の疑いで逮捕しました。調べに対し、いたずら目的にロープを張ったことは認めているものの、殺意については否認しているということです。

先月29日未明、大阪府寝屋川市成田南町で、ミニバイクで新聞配達の仕事に向かっていた77歳女性が、道路に張られたロープにひっかかって転倒し、足の骨を折る大けがをしました。

警察によりますと、道路に面した駐車場の入り口のポールどうしを結んでいたロープが片方だけほどかれ、向かい側にある理髪店の看板との間に道路をまたぐようにくくりつけられていたということです。

この事件で警察は、現場近くの防犯カメラの映像などから、大阪府内の16歳の高校生の少年2人が事件に関わっていたとして、殺人未遂の疑いで逮捕しました。

調べに対し、2人はいたずら目的にロープを張ったことは認めているものの、殺意については否認しているということです。警察は事件の詳しい状況を調べています。

NHK NEWS WEB
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