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ステルス戦闘機「F35A」飛行訓練開始 今年実戦配備へ=韓国
2019.05.03 16:00

【ソウル聯合ニュース】韓国空軍の戦略兵器として運用される最新鋭ステルス戦闘機「F35A」2機が、本格的な飛行訓練を開始した。

空軍によると、中部の忠清北道・清州の空軍基地に配備されたF35Aは先月中旬に飛行訓練を行った。

 この戦闘機は3月22日(米現地時間)、米アリゾナ州のルーク空軍基地を出発。ハワイなどを経由し総距離約1万3800キロを飛行して、同月29日に清州基地に到着した。

 最高速度マッハ1.8、作戦半径1093キロで、空対空ミサイルや衛星誘導爆弾(JDAM)、小直径爆弾(SDB)などを搭載。敵のレーダーに捕捉されにくいステルス能力を備えており、敵のミサイルを探知・追跡・破壊する作戦概念「戦略標的攻撃」の中核戦力に位置づけられる。

 空軍はF35Aが韓国軍の戦略兵器であることから、具体的な実戦配備の進行状況を公開していない。
 空軍関係者は「実戦配備の時期はまだ決まっていない」と明らかにした。
 現在飛行訓練を行っているF35Aは、空軍が昨年末までに米国から購入した6機のうち2機で、今年計10機が実戦配備される見通しだ。
ynhrm@yna.co.kr

韓国に到着したF35A(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)
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韓国に到着したF35A(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)