福島第一原発の排気筒解体へ 数時間で死に至るレベルも

 東京電力は9日、福島第一原発1、2号機の排気筒(高さ120メートル、直径3・2メートル)の解体作業を20日から始める、と発表した。
 8年前の事故発生時に損傷しているため、倒壊しないように年内をめどに上半分を撤去する。
 事故で飛散した放射性物質で高濃度に汚染された施設の解体は初めて。
 周辺の放射線量はいまも高く、遠隔操作での難しい作業になる。

 排気筒は、事故が起きた時に1号機の原子炉格納容器の圧力が高まり、外部に放射性物質を含む水蒸気を放出する「ベント(排気)」に使われた。
 周辺の線量が高く、補修ができないまま放置されてきた。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

朝日新聞DIGITAL 2019年5月9日19時40分
https://www.asahi.com/articles/ASM5805MFM57ULBJ00Y.html