EU独禁当局、邦銀含む7行に罰金の方針 外為不正巡り=関係筋
2019年5月10日 / 04:15
https://jp.reuters.com/article/eu-bank-fine-idJPKCN1SF2B6

[ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)の独占禁止当局が、英バークレイズ(BARC.L)、英HSBC(HSBA.L)、米シティグループ(C.N)、米JPモルガン(JPM.N)を含む7行に対し、外国為替市場の不正操作を巡り数週間以内に罰金を課す方針であることが複数の関係筋の話で明らかになった。
他の3行は英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)、スイスのUBS(UBSG.S)、および日本の小規模な銀行。罰金は銀行側が過失を認めれば10%減額される。
EUの独禁当局はコメントは控えた。バークレイズ、シティグループ、JPモルガン、RBS、HSBCもコメントを控えている。
米国では外為市場の不正操作を巡りバークレイズ、BNPパリバ(BNPP.PA)、シティグループ、JPモルガン、RBS、UBSが不正を認め、合計28億ドルを超える罰金が課されている。