ディートレーディングとTEPCOホームテック、住宅用太陽光発電システムで協業開始←実質初期費用ゼロ

https://www.s-housing.jp/archives/165600
2019年5月15日,新建ハウジングDIGITAL,新建新聞社

 ディートレーディング(東京都中央区)は5月14日、東京電力グループのTEPCOホームテック(東京都墨田区)が提供する
 初期費用無しで太陽光発電システムを設置できる定額利用サービス「ソーラーエネカリ」に関する協業を開始すると発表した。

 同社が販売する石粒付鋼板屋根材「ディーズルーフィング」は、太陽光発電システム設置時には屋根に穴を開けることなく設置できる。
 同社では、システム設置の際の基準やガイドラインの策定、アフター点検などの技術的な分野に関して協力。
 屋根の状態を太陽光パネルの寿命にあわせて良好に保つことが、住宅の省エネ化・長寿命化にもつながるとしている。

 今後、同社がもつ屋根材販売・施工のネットワークを生かして新築・既存住宅への同サービスの普及拡大に努める。

 「ソーラーエネカリ」は、発電した電気の自家消費を通して電気料金の削減を実現し、
 その電気料金相当分を用いて、太陽光発電システムの利用料を支払う仕組み。
 住宅オーナーは実質初期費用ゼロで太陽光発電システムを設置することが可能となる。
 利用契約が満了した時点で、太陽光発電システムは住宅オーナーに原則無償で譲渡される。