パニックで控訴取り下げと説明 大阪中1男女殺害の山田死刑囚

 大阪府寝屋川市の中学1年の男女を殺害したとして大阪地裁で死刑を言い渡され、
自ら控訴を取り下げ刑が確定した山田浩二死刑囚(49)が「刑務官とのトラブルで
パニックになり申し立てた。深い考えはなかった。まずいことになった」と
接見した月刊誌「創」編集長篠田博之氏に説明したことが24日、
同氏への取材で分かった。

 死亡した平田奈津美さん=当時(13)=の遺族は同日、遺族代理人を通じ
「刑が確定してほっとしています。しかし、殺された理由や詳しい事実は
結局分からないままとなりました。この点には到底納得がいきません」との
コメントを出した。


一般社団法人共同通信社(2019/5/24 18:47)
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