「宿泊税」 福岡市150円・県50円 全国初の“二重課税”へ トップ会談で合意

宿泊税の導入を巡って対立していた福岡市と福岡県がトップ会談を行い、福岡市内の1人1泊あたりの税額を市税150円、県税50円とすることで合意しました。

宿泊税を巡っては、福岡市と福岡県がともに導入を主張して対立を続け、2018年11月からそれぞれの担当者が事務レベルで協議を進めていました。

こうした中、高島市長と小川知事は24日午後、福岡市内でトップ会談を行い、市と県がそれぞれ宿泊税を創設することで最終合意しました。

福岡市内での1泊の税額は、1人あたり市税150円・県税50円、宿泊費が2万円以上の場合は市税450円・県税50円となります。

【福岡市 高島市長】
「福岡市がゲートウェイ機能を強化する上で非常に金がかかる。
 この配分になったことを知事に感謝したい」

【福岡県 小川知事】
「2020年の東京オリンピック、パラリンピックを控えて、準備や周知の期間を考えるとそんなに時間もないということで」

市と県がともに徴税する全国初の「二重課税」となり、福岡市内の徴税事務は市に一本化して2020年度の導入を目指します。

※ソースに動画あります
https://www.tnc.co.jp/news/articles/NID2019052404165
2019/05/24 17:25  TNC