◆ ロス減へ...ポテチの賞味期限延長 カルビー油も改良

食品メーカーが次々に賞味期限の見直しへ。

そのわけとは。

数字のごろ合わせで「ごみゼロ」の5月30日、カルビーが発表したのは賞味期限の延長。

カルビーの小倉智行執行役員は「食品ロスの削減を目的にした『賞味期限の延長』ならびに、『月表示』への変更を実施いたします」と述べた。

対象商品は、カルビーポテトチップスのほぼ全商品100種類。

ポテトチップスについては、現在4カ月の賞味期限が2カ月延びて6カ月に。

筒状の容器に入った「ポテトチップスクリスプ」は12カ月から13カ月に賞味期限を延長する。

また、パッケージなどに印字される賞味期限を。年月日から年月表示に変えるため、日持ちの幅をつくるよう、製造工程での工夫をしてきたという。

カルビーの小倉智行執行役員は「長い年月をかけて『使う油の配合』をいろいろ改善を積み重ねてきたり、今回総合して、もう1回賞味期限について、科学的に評価をし直してみたところ、『全然いけるね』ということが判明して」と述べた。

まだ食べられるのに捨てられてしまう、いわゆる食品ロスは、日本で推計年間643万トン。

政府が2030年度までに、2000年度に比べて食品ロス半減を目標に掲げる中、先週、食品ロス削減推進法が成立。

もったいないを減らす企業・自治体・各家庭での一層の努力が求められている。

FNN PRIME 2019年5月31日 金曜 午前0:38
https://www.fnn.jp/posts/00418500CX/201905310038_CX_CX
https://www.fnn.jp/image/program/00418500CX?n=1&;s=12_l