横浜市で無人運転の「シーサイドライン」の列車が逆走した事故で、3日も全線で運転を見合わせていて、再開の見込みは立っていません。

無人運転の新交通システム「シーサイドライン」の列車は1日夜、横浜市の新杉田駅で逆走して車止めに衝突、乗客14人が重軽傷を負いました。

運営会社によりますと、新杉田駅は始発駅のため、地上の装置と車両の装置との間で、進行方向の切り替えの交信を行いますが、現時点で地上側の装置の交信記録に異常は確認されていないということです。

運輸安全委員会などは3日も車両基地に入り、車両側の装置に問題がなかったかなど事故の原因を調べています。

「もともと八景島に来る予定にしていたので、イルカの体験を申し込んでしまった。(シーサイドラインが)止まっていたのは知っていたんですけど、検索してバスで行けるのが分かったので、バスで乗り継いで来ました」(観光客)

Q.暑い中歩くけどどうかな

「大変です」(観光客)

シーサイドラインは、3日も全線で運転見合わせが続いています。沿線には八景島など観光地が多くあり、観光客らが通常とは異なるルートでの移動に戸惑う姿が見られました。

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12198-294294/
2019年06月03日 15時03分 TBS