【熊本】「水俣病」、病名に今も地元賛否 有志が“改称”求める看板設置「水俣病という名前のために市民は苦しめられてきた」
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水俣病「改称」なぜ今 チッソ子会社近く、有志が看板設置
2019/6/4 6:00
「メチル水銀中毒症へ 病名改正を求める！！ 水俣市民の会」‐。
水俣病の原因企業チッソの事業子会社JNC水俣製造所（水俣市）正門近くの私有地に、こんな看板が掲げられて2カ月が過ぎた。
土地を所有する男性（72）が同志の十数人と会を結成し、通行者の目につくようにと3月、
国道3号沿いにベニヤ板に書いて設置したという。
「水俣病という名前のために市民は苦しめられてきた」と主張する男性。見るたびに私は複雑な気持ちになる。
水俣病の病名変更を求める運動の歴史は古い。「新水俣市史」や水俣病資料館が保管する市の資料などによると、
水俣病の名称が使われ始めるのは公式確認から2年後の1958年ごろ。それまでは「奇病」などと呼ばれていた。
市議会では観光面での影響を懸念し、名称が議論になることも。
その後、国がチッソを原因企業と断定した68年9月に、商工会議所会頭を会長とする市発展市民協議会が、
当時の厚生省と報道機関に対し病名変更を求める決議をしている。
厚生相の諮問機関は翌69年に（1）国内・国際的にも文献上も広く用いられている
（2）公害的要素が含まれていてこのような疾病は世界のどこにもみられない‐などを理由に
「水俣病」の名称を適当と判断した。
ところが、70年代以降、裁判や自主交渉などの患者運動が拡大、
さまざまな考えの市民組織が生まれるなか、病名変更を求める署名活動も展開される。
当時、「市のイメージだけでなく、市民に対する差別問題にまで発展している」として市報で署名への協力を呼び掛け、
市長も「良識ある市民運動」と活動を後押し。結果的に、市内有権者約2万5千人のうち72・2％が署名に応じた。
水俣病研究の第一人者、故原田正純医師は後に、こう指摘している。
「他に類を見ないから水俣病は水俣病でなくてはならなかった」「差別と偏見は確かにある。
多くの若者たちが都会で自分の出生地を胸を張っていえないのは不幸である。
しかし、それは病名を変えればいいというものではないはずだ」‐。
病名変更に対し、患者・被害者、支援者の間には今でも抵抗感が強い。
理由の一つは、運動をけん引してきたのがチッソ擁護の立場を鮮明にした人たちだったからだろう。
彼らに対し「街が発展しないのは患者のせいなのか」と反論し続けてきた記憶も鮮明だ。
不条理に肉親を奪われ、自らも深刻な健康被害を受けてなお、地域で冷ややかな扱いを受けてきた人たちにとっての「水俣病」。
風評被害を理由に声を上げる人たちとは、思いの深さ、強さが違いすぎる。
看板を設置した男性は取材に、「外部からの要請は一切ない」と否定した上で、
「平成のうちに、市民が声を上げるべきだと考えた」と強調した。
「チッソが原因企業なのは誰もが知っている。『メチル水銀中毒症』とすることはむしろ、
チッソ側にとって面白くないのでは」とも語った。
「水俣で育つ次世代を苦しめないためにも今こそ議論が必要」として、男性らのグループは今後、
市議を対象にアンケートを再実施したり、市民が受けた風評被害の可視化、数値化に取り組んだりするという。
西日本新聞が2006年に無作為抽出の市民2千人を対象に実施したアンケート（回答率43％）では、
病名変更に賛成が47・3％、反対が27・1％だった。一方、熊本学園大水俣学研究センターなどが
16年に患者・被害者2619人から回答を得た調査では、名称について「このままでよい」60・9％、
「変えたほうがよい」11・2％だった。
長年、患者や被害者の支援運動に取り組んできた高倉史朗さん（67）は「仮に病名を議論するなら、
『カネミ油症』のように、なぜ当初から原因企業の名前が使われなかったのかを含めて、
歴史を正確に理解する必要がある」と指摘する。
水俣病はなぜ、発生し、拡大し、今なお解決しないのか。被害とは、教訓とは何なのか。
まずは市を挙げて考え、共通認識を持つことが、病名の「改正」を議論する上で必要だと思う。
西日本新聞 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/515545/
国道３号の通行者に目立つよう、男性が設置した看板。
男性は「知人以外からも、賛同する声が寄せられている」と話した（写真の一部を加工しています）
https://www.nishinippon.co.jp/uploads/image/114203/large_IP190603JAA010587000.jpg とりあえず両陛下は水俣メモリアルにきちんと手を合わせるべきだと思うよ
それだけは在任中にお願いしたい じゃあ「チッソ病」にしようぜ！
真実から目を逸らすな！！！ 地元民による患者への差別もむごかった
と聞いている >>18
人によっては風化を望んでるんじゃないかな
部落辺りと構造的に違いは無いんだと思う 差別なんて起きてないと思うけど。
じゃあ日本脳炎はどうなるのかと。 今更病名変えられてもなぁ・・・
市の名前のほうを変更したほうがいいんじゃねーの？ >>24
元は葦北郡なんだから芦北町とか津奈木町を合併すればいいんだよね >>15
水俣病の惨劇は未だに続いてる
何でもそうだが、誠実な対応してこなかったならチッソのトップ一族は末代まで何らかの形で必ず祟られる、関係者も然り 症状が似てる後発の公害病も
水俣関係ないのに「新潟水俣病」なんてつけられたりしてるしな その地域で発生したから、その名前になっただけ。
誰も市民が悪いなんて誤解もしてないし、気にしすぎ >>32
あれは「鹿瀬病」にならなかったのが不思議 水俣市が葦北市にしたらどうだろう
ちなみに葦南はあるのか 固有名のクセが強い地域だとなにか起こると全部印象もってかれちゃうからな
上九一色村なんかはもう名前変えてしまってるな いいかい？
当時の工場排水基準では禁止されてなかったの
チッソ社は法律違反してた訳じゃない
マスゴミは「法律に違反して」工場排水を垂れ流してた。と思わせたいんだろうけど >>38
武田信玄に由来する由緒ある地名なんだけどね…
その点、上小阿仁村のメンタルは凄いｗ みーな、まーた、みなまたみなまたびょーーぉ！
って言って遊んでた。ごめんなさい。 名前変えたら全国の人々に刻まれた歴史が吹き飛ぶぞ
地元の人しか知らない病気になるわ 水俣市は鹿児島県にあげるから小林市とえびの市を宮崎県は熊本県にくれよ 新潟水俣病は新潟病でいいだろ
水俣市は関係無いんだから チッソ病ってのもなぁ
チッソ＝窒素＝N2 吸ったら病気になると誤解されそう 今更、水俣病と聞いて、水俣に怖くて行けないとか
そんな奴おらんでしょ。
あまりにも有名な公害病で、有名だからこそ誤解は生じないよ。 ノロウィルスのために
全国の野呂さんも苦しんでるとかいうやつと似てるのか 四日市市も四日市喘息のせいで今でも公害の街のイメージだぞ
実際空気悪いけど 芋窪に住んでるけど窪んだ芋に名前変えろって難癖つけてもいいのか もっと他にやる事があると思うけどな。
名前ごとき被害者からすればどうでも良いと思ってるわな。 みずまた、って振り仮名付けてる場合をたまに見るけど、単なる誤植かね ようは公害自体無かったことにしたいってことだろ
水俣市自体チッソの企業城下町で被害者を虐げた地域なのに >>64
観光的に選択肢にならないんじゃね？
海の幸とか言われても 名前にチッソは入れられないだろうな
結婚反対された時に
「チッソは駄目なのか？」
と尋ねたらしいから敏感だぞ 「わが街わが青春−石川さゆり水俣熱唱−」ってドキュメンタリー映画を見たことがあるが、
石川さゆりのファンになったわ。 水俣病
熊本病
九州病
ジャップ病
好きなのを選べ >理由の一つは、運動をけん引してきたのがチッソ擁護の立場を鮮明にした人たちだったからだろう。
解明運動してるのは皇室御用達水俣ヤクザか 土地代安そうだね
こんな所今は影響なくても住みたくないもんな
大島てるの方がましだよ もはや歴史と化してるから
今更変えたらただ風化が進むだけだぞ 金が取れる間は水俣の名前を全面に出して被害者として振る舞い
金が取れなくなってきたら水俣の名前を隠そうとする 今でも水俣産の魚はそのまま売れないから熊本産として売ってる 水俣の魚とか食いたくないだろ
水俣に宿泊や場所で飲食したくないだろ
水俣だったらマック一択、コンビニ弁当すら食いたくない
カロリーメイトとポカリが限界
世界中がそう思ってる 雅子が皇室に入ってから水俣病をメディアで話題にすることがタブーになったな。
今も被害者は沢山いるのに。 足尾銅山の鉱毒をためるために作られた渡良瀬遊水地が、百年ほどたった現在ラムサール条約湿地として保護されてるのだから、
水俣だってそのうち世界遺産に指定されたりするんじゃないの？
負の文化遺産として。 水俣病という名前のおかげで鹿児島県の被害者が差別されたのは有名な話でもある。 そういえば麻原彰晃水俣病説ってのは、ガセだったのかな？ 風化しかけてんのに今さら改名しても忘れ去られるだけだと思うけど
いやその方がいいのか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
