夜の政治
自民党の西田昌司参院議員(60)の近著『財務省からアベノミクスを救う』(産経新聞出版)が話題となっている。米中貿易戦争の激化で、日本経済の先行き不安が広がるなか、安倍晋三首相が「消費税増税の是非」を最終判断しつつある、絶妙のタイミングで出版されたのだ。財政金融政策に精通し、最強官庁・財務省にも怯まない西田氏を直撃した。(報道部・海野慎介)

「完全なデフレ脱却といえないなかで、消費税増税を強行すれば日本経済に悪影響を及ぼす」「財務省の『財政再建至上主義』を食い止めなければならない」

 西田氏はこう語った。

 著書では、財政再建やプライマリーバランス(基礎的財政収支)黒字化を金科玉条とし、「省益」優先とも思える増税を推進する財務省の体質を一刀両断する。デフレ下ではMMT(現代貨幣論)が示すように国債を発行し、財政出動によって公共部門の需要を創出することでデフレから完全脱却すべきだと主張する。

以下ソースで読んで
2019.6.7
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/190607/pol1906070004-n1.html?ownedref=not%20set_main_newsListSoc