6月5日、北海道・札幌市で池田詩梨ちゃん(2)が衰弱死した事件で、札幌市の児童相談所が記者会見した。この事件で、母親の池田莉菜容疑者と交際相手の藤原一弥容疑者が傷害の疑いで逮捕されているが、児童相談所によると、5月に警察から同行調査の提案を受けたものの、最終的に母親と連絡をとった警察から「児相が一緒に入ることは遠慮してくれという形になり、同行しなかった」と明らかにした。

記者:

警察からの連絡が計5回あったということだが、詳細を説明してほしい

子ども未来局児童相談所 高橋誠所長(抜粋):

警察サイドの方でも、母親に接触を試みていたようでございます。

その時に、一緒に児童相談所の方でもこの家庭を調査している、というやりとりを受けて、一緒に同行訪問しないかというお誘いをいただいております。

時間帯が21時56分。この時間帯前後のやりとりでございまして、その時には通常、日勤勤務でチームを組んでいた都合上、また、児童家庭支援センターという夜間休日をお願いしているスタッフは存在しておりましたが、今から向かわせるには時間がかかるという判断のもとに、今は、今日は、ちょっと同行できない、というやりとりをした報告を受けております。

しかしながら、そこで今、われわれでできることとしては、母親に電話をこちらからも試みる、先方からも、何か、じゃあ、できることはないか、そのようなやりとりがあったと伺っておりますが、児童相談所サイドから母親の携帯電話に十数回電話を試みました。

その結果、児相から問い合わせ連絡にコールは鳴るが、電話に出ないということを折り返して南警察署に伝えてあります。

日をまたぎまして、5月14日、午前9時30分ですね。南警察署から連絡が入り、お子さんの祖母にあたるかたと連絡が取れた。

警察から児相の同行訪問もあらためてお誘いを受けたので、自分たちも行きたいと考えていましたから、時間帯、あるいは他の業務との絡みもございますが、可能ならば一緒に行きたいということをお伝えして、いったん終わっております。

そののち、正午ごろ、南警察署からあらためて連絡が入りました。

翌日の15日に、この実母と面会をする約束ができた、と。

調整の結果、今回は警察のみで対応したい、というやりとりがあったと報告を受けております。

児童相談所からも電話がいっていることは、おそらく承知していたのだと思います。

警察サイドからも何度も連絡がいっていることで、この母親としては、警察署に加えて、児童相談所も一緒に訪問されるということを嫌ったのかな、とあくまでも推測ですが、その警察と母親との約束の流れの中で、どうも雰囲気的に児相さんも一緒にいると、また機嫌を損ねて会うことすらできないという流れになったのだと思いますが、児相が一緒に入ることを最終的に遠慮してくれという形で、われわれは同行することをしておりません。

2019年6月10日 月曜 午後3:19
https://www.fnn.jp/posts/00419029CX/201906101519_CX_CX
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警察から同行控える要請か、札幌 2歳児衰弱死巡り、児相説明一転

 札幌市中央区の池田詩梨ちゃん(2)が衰弱死し、傷害容疑で母親と交際相手の男が逮捕された事件で、同市は10日、記者会見を開き、北海道警が市児童相談所に対し、母子との面会に同行しないよう求めていたことを明らかにした。児相はこれまで、道警から同行要請があったが、緊急に対応する案件が発生しており、同行できなかったと説明していた。

 北海道警は「そのような事実はない」とこれを否定し、双方の説明が大きく食い違った。

 児相によると、泣き声が聞こえるとの通報を受け、母子との接触を試みていた道警は5月13日の時点では児相に面会への同行を要請していた。

2019/6/10 21:05 (JST)
共同通信
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