https://www.bbc.com/japanese/48618759

安倍首相、イラン大統領と会談 「中東平和に建設的な役割を」
2019年06月13日

安倍晋三首相は12日、イランに到着後にハッサン・ロウハニ大統領と会談し、中東の安定のため「建設的な役割」を果たすよう要望した。

日本の首相がイランを訪問するのは41年ぶり。安倍氏は、イランとアメリカとの間で高まる緊張の緩和をはたらきかけたい考えだ。13日には最高指導者アリ・ハメネイ師とも会談が予定されている。

反米姿勢を鮮明にする、イランの強硬派の学生たち数十人はこの日、テヘランのメヘラーバード国際空港で、到着した安倍氏に抗議した。

「イランも米国との衝突望まない」

会談後、両首脳は共同記者会見を開いた。
安倍氏は、「昨今の緊張の高まりの中で、この地域がさらに不安定化したり、偶発的な衝突が起きたりしないよう、中東の平和と安定を確固たるものとする上で、イランが建設的な役割を果たすことが不可欠だ」と期待感を表明。
一方、ロウハニ氏は、イランはアメリカとの衝突を望んでいないと言明。ただし、攻撃されれば「痛烈な対応」をすると述べた。

安倍氏は役割を果たせるか
(リンク先に続きあり)

https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/14624/production/_107329438_iranjapan3.jpg